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弁護士が解説「当事者ご本人による尾行・張り込みの法的リスク」

弁護士が解説「当事者ご本人による尾行・張り込みの法的リスク」
目次

弁護士が懸念する「ご本人による尾行・張り込み」の実態

弁護士が懸念する「ご本人による尾行・張り込み」の実態

『証拠を取るために、より大きなリスクを負っていませんか』

弁護士として多くの離婚・浮気案件を扱う中で、当事者ご本人が独自に尾行や張り込みを行った結果、証拠収集以前の段階で深刻な問題が発生するケースを少なからず経験します。
問題なのは、「証拠が取れなかった」ことではありません。

  • 法的トラブルに発展した
  • 安全上の事故が起きた
  • かえって不利な状況を作ってしまった

といった、本来の目的から大きく逸脱した事態です。
弁護士として、最も懸念するのは、「証拠を取るために、より大きなリスクを負ってしまう」という事態です。

ご自身による尾行・張り込みで想定される「3つの深刻なリスク」

【リスク①】法的トラブルに発展する

不審者として通報される

浮気調査では、対象者がいつ現れるか分からないため、長時間の張り込みが必要になる場合があります。
しかし、一般の方が、

  • 同じ場所に長時間とどまる
  • 周囲を気にしながら待機する
  • 特定の建物の出入りを注視し続ける

このような行動を取ると、近隣住民や施設の管理者から、「不審者がいる」として警察に通報される可能性があります。

実際に起こり得る事態

  • 警察官から不審者として職務質問を受ける
  • 浮気相手から「つきまとい」として訴えられる
  • 周辺住民とのトラブルに発展する

証拠を取る以前に、ご自身が法的トラブルの当事者になってしまうリスクがあります。

つきまとい・ストーカー規制法違反の可能性

配偶者に対する行為であっても、

  • 執拗な追跡
  • 待ち伏せ
  • 監視行為

これらは、状況によってはストーカー規制法や迷惑防止条例に抵触する可能性があります。
配偶者だからといって許されるわけではなく、方法や態様によっては違法行為と判断される可能性があります。

弁護士が経験した実例

配偶者や浮気相手から「つきまとい被害」として警察に相談され、かえって離婚や慰謝料請求で不利な立場に立たされたケースがあります。

プライバシー侵害として損害賠償請求される

過度な監視や追跡は、相手方のプライバシーを侵害する行為として、逆に損害賠償請求を受ける可能性があります。
特に、

  • 浮気相手の自宅周辺での張り込み
  • 勤務先での待ち伏せ
  • 車両への追跡

これらは、配偶者だけでなく第三者(浮気相手)のプライバシー権を侵害する可能性があります。
『証拠を取るつもりが、逆に訴えられる立場になる』という事態は、弁護士として最も避けたい展開です。

【リスク②】安全上の深刻な危険

車両尾行による交通事故

自動車での尾行は、弁護士が最も懸念する行為の一つです。

具体的な危険・対象車両の急な進路変更への対応
・信号無視や速度超過などの交通違反
・無理な追従による接触事故
・脇見運転による事故

証拠収集のために交通事故を起こしてしまった場合、

  • ご自身の怪我
  • 相手方の怪我
  • 損害賠償責任

という、証拠収集以上の深刻な問題を抱えることになります。
証拠を取る目的で、ご自身や第三者の安全を危険にさらす行為は、強く避けるべきです。

対象者に気づかれた場合のトラブル

尾行や張り込みが対象者(配偶者)に気づかれた場合、次のような事態が想定されます。

予測される展開・その場で口論になる
・物理的なトラブルに発展する
・警察を呼ばれる
・証拠隠滅を図られる
・離婚協議で不利な材料にされる

感情的な対立関係にある配偶者との直接対峙は、冷静な対応が困難な状況を生みやすく、事態を悪化させるリスクが高いです。

【リスク③】証明力が否定される

仮に写真や動画を撮影できたとしても、取得方法に問題があると判断された場合、証拠として使用しにくい、または評価が著しく下がる可能性があります。

裁判で問題になる典型例

  • 違法な方法で取得された証拠
  • プライバシー侵害と判断される証拠
  • 取得経緯を明確に説明できない証拠

苦労して取得した証拠が、法廷で使用しにくいものであったり、取得方法自体が問題視されたりする事態は、弁護士として最も避けたい結果です。

配偶者による尾行・張り込みが「特に危険」な理由

配偶者による尾行・張り込みが「特に危険」な理由

配偶者による尾行・張り込みが特に問題なのは、対象者が「生活を共有してきた相手」だからです。

構造的な限界

①感情のコントロールが極めて困難

  • 冷静な判断ができなくなりやすい
  • 気づかれた際に感情的な衝突になりやすい
  • 危険な行動に踏み込んでしまいやすい

②行動パターンを知っているからこその判断ミス

  • 「いつもの行動」だと思い込んで見逃す → 普段と違う行動を「ただの用事」と判断してしまう
  • 予測に頼りすぎて、実際の行動を見落とす → 「この時間はいつも家にいる」という思い込みで油断する
  • 想定外の展開に対応できない → 知らない場所に行かれた際、どう対処すべきか分からない

③配偶者には「すぐにバレてしまう」

どんな変装をしたとしても、配偶者には瞬時に気づかれます。

  • 体型、歩き方、雰囲気で瞬時に特定される
  • 使用している車両で一発で気づかれる
  • 普段と違う行動パターンを察知されやすい

第三者であれば気づかれない距離でも、配偶者の場合は「何か変だ」と感じ取られてしまう。
一度気づかれると、以降の証拠収集が不可能となりやすいです。

尾行・張り込みに必要な「専門的技術」とは

尾行や張り込みは、一見シンプルな行為に見えますが、実際には高度な技術と経験が必要な行為です。

専門的な技術や訓練が必要な理由

①不審者に見えない立ち振る舞い

  • 長時間の張り込みでも周囲から不審がられない
  • 自然な待機姿勢の維持
  • 周辺環境への溶け込み方

→ これらは経験と訓練によってのみ獲得されるスキル

②対象者に気づかれない距離感

  • 近すぎず、遠すぎない位置の維持
  • 複数名での交代調査により、同じ人物が追い続けない
  • 車両、服装、位置取りを変えながら追跡
  • 突発的な状況変化への対応

→ 専門的な尾行では、複数名で交代しながら追跡するため、対象者に「同じ人物がずっと後ろにいる」と気づかれにくい

③証拠として有効な撮影技術

  • 適切な距離、角度、タイミングでの撮影
  • 適法な撮影方法
  • 裁判で使える形式での記録
  • 浮気相手の顔を鮮明に撮影
  • 浮気相手の使用車両のナンバーを明確に記録

→ 尾行を継続しながら撮影し、かつ周囲からも気づかれない
これは、専門的な訓練と実務経験を前提として初めて成立する技術です。
「撮れた写真」と「使える証拠」は別物です。

④複数の移動手段への対応

  • 徒歩、車両、タクシー、電車などへの切り替え
  • 見失わないための判断
  • 交通法規を守りながらの追跡

→ 素人が車で尾行すること自体が極めて危険

ご自身ができる「安全な証拠収集」とは

弁護士として、証拠収集方法についてアドバイスする際、重視しているのは以下の点です。

最優先事項

  • 安全性 – ご本人や他人の安全が最優先
  • 適法性 – 違法行為にならない方法
  • 有用性 – 証拠として使いやすい状態で取得できるか

配偶者自身が比較的安全に収集できる証拠

以下のような方法は、法的リスクが低く、安全です。

  • 自宅内での会話録音(適法な範囲で)
  • LINEやSNSでのやり取りのスクリーンショット
  • クレジットカード明細の保管
  • 共有の車両のドライブレコーダー確認
  • 帰宅時間や外出頻度の記録

ご自身での尾行や張り込みは、弁護士として推奨しにくいです。

専門的な調査が必要な場合の選択肢

尾行や張り込みなど、高度な技術と経験を要する調査については、探偵社への依頼が検討対象となる場合もあります。

なぜ探偵社に依頼する価値があるのか

①専門的な訓練を受けた調査が可能

  • 不審者に見えない立ち振る舞い
  • 複数名での交代調査により、対象者に気づかれない
  • 突発的な状況変化への対応能力

特に、動きながら浮気の証拠を撮影し、かつ対象者にも周囲にも気づかれないという技術は、専門的な訓練なしには難しいです。

②ご本人の安全リスクを回避できる

  • 交通事故のリスクなし
  • 法的トラブルのリスクなし
  • 対峙時のトラブルなし

③適法性を前提とした調査手法

  • 法的境界線を理解した調査
  • プライバシー侵害のリスク回避

探偵社に依頼する場合の注意点

探偵社に依頼する場合は、以下の点に注意が必要です。

費用面

  • 数十万円以上の費用がかかることが一般的
  • 総額でいくらかかるかを事前に見積もり出してもらう

品質面

  • 探偵社によって調査報告書の品質に大きなばらつきがある
  • 本記事で説明した「使える資料」の条件を満たさない報告書も存在する
  • 悪質な業者も存在するため、慎重な選定が必要

確認事項

  • 探偵業法に基づく届出を行っているか(届出番号の確認)
  • 過去の実績や評判
  • 契約内容や見積金額の明確性

弁護士として最も重視すること

証拠収集の方法を選択する際は、「証拠が取れるか」だけでなく、

  • 安全か
  • 適法か
  • 費用対効果は適切か

という観点から総合的に判断してください。

弁護士に相談することで、

  • どのような証拠が必要か
  • どの程度の証拠が求められるか
  • ご本人で収集可能な範囲はどこまでか
  • 専門的な調査が必要な範囲はどこか

これらを明確にすることができます。

弁護士として、依頼者の方に最も強くお伝えしたいのは、「証拠を取るために、ご自身を危険にさらさないでください」ということです。
浮気の証拠収集において、弁護士が重視するのは、【安全性】と【適法性】の確保です。

ご自身による尾行・張り込みには、

  • 法的リスク(つきまとい、プライバシー侵害)
  • 安全上のリスク(交通事故、対峙時のトラブル)
  • 身体的危険
  • 精神的負担

という多くの問題が伴います。
これらのリスクを負ってまで、ご自身で尾行や張り込みを行うべき状況か、一度立ち止まって考えることをおすすめします。

証拠収集の必要性、方法、リスク、費用対効果について、個別の状況に応じて適切なアドバイスをいたします。

注意事項及び免責事項

  • 本記事は探偵社への依頼を推奨するものではなく、証拠収集におけるリスクについて情報提供するものです。
  • 証拠収集の方法を選択する際は、「証拠が取れるか」だけでなく、「安全か」「適法か」「費用対効果は適切か」という観点から総合的に判断してください。
  • 当事務所は特定の探偵社を推奨するものではありません。
  • 証拠収集の方法については、安全性と適法性を最優先に判断してください。
  • 個別の事案については、弁護士にご相談ください。
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